骨が少なくて一度断念された方も相談してください
インプラント治療では、インプラントを埋め込むために十分な顎の骨量があることが条件になります。そのため歯周病の悪化や、長い間抜けた歯を放置していたことなどによって顎の骨が減ってしまえば、インプラント治療を受けることは難しいといえます。
そこで神奈川横浜と東京に8医院展開している歯医者、医療法人港成会の再生医療審美インプラントLaboでは、インプラント治療という選択肢を多く方が持てるように、欠損部の骨補填治療に対応しています。他院で「治療は無理だ」といわれてしまった方もあきらめず、一度当Laboまでご相談ください。
インプラント治療を行う上で骨が少ない場合
顎の骨が少ない場合に行う治療の一つが「骨補填治療」。足りない部分に骨補てん材や人工骨などを移植し、骨を補填する治療です。手術回数が増え、費用や期間がかかりますが、感染リスクが低く安全性が高い点が特徴です。骨補填治療には、次の種類があります。
GBR
まず骨が不足している部分に特殊な膜を入れ、骨より再生が早い歯肉が入り込んで骨の再生をジャマしないようスペースを確保。そこに骨補てん材や人工骨などを注入して、骨の再生を促します。膜は再生後に取り除きます。
ソケットリフト
サイナスリフトと同じく、上顎の骨が不足している場合に行う治療です。インプラントを埋め込むための穴から、骨補てん材や人工骨などを注入してサイナスを覆う粘膜を徐々に押し上げ、骨の再生を促す治療です。
サイナスリフト
上顎の骨が不足している場合に行う治療です。上顎の上部、鼻の上には上顎洞(じょうがくどう:サイナス)という空洞があります。その底部分の粘膜を持ち上げて上顎の骨との間にすき間をつくり、骨補てん材や人工骨などを移植して骨の再生を促します。
傾斜埋入
骨の厚みを十分に確認したうえで、通常埋める位置や角度ではなく、斜めにインプラントを埋め込みます。その後インプラントと人工歯の間にある土台部分の角度を調整して、人工歯を正しい向きで装着します。
ショートインプラント
従来のものより短いインプラントを使用する方法です。短いことで強度に問題が出るおそれがある場合には、埋め込む本数を増やして強度を確保します。
当Laboでは患者様の検査結果を十分に分析し、ご希望をふまえたうえでこの2つの方法から適したものをご提案します。メリットはもちろん、デメリットについてもきちんとご説明しますので、一緒によい方法を考えていきましょう。
ご自身の歯の周りの組織が少なくなってしまった場合
組織再建・補填治療
重度の歯周病によって歯ぐきが痩せてしまったり、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)が溶かされてしまったりした場合に、歯ぐきや顎の骨などの歯周組織を外科手術によって回復させる方法を組織再建治療、骨補填治療といいます。当Laboでは以下の3つの治療法をご提供しています。
既存の骨が少ない場合
歯周組織再建治療
歯周病菌の炎症によって悪くなった組織を完全に取り除き、骨量が減った部分に歯周組織再生誘導材料を注入して歯周組織の回復を促す方法です。
歯ぐきが痩せて見た目が悪くなってしまった方やブラッシングが困難な方へ
CTG
結合組織移植のことで、こちらも歯周形成外科手術の一種です。上顎の口蓋から結合組織だけを採取し、歯ぐきが痩せて薄くなった部分の上皮と骨膜との間に移植して歯ぐきを増やします。CTGによって歯根面を覆う歯ぐきに厚みが戻ります。
FGG
遊離歯肉移植という歯周形成外科手術です。上顎の口蓋から上皮のついた歯ぐきを一部切り取り、歯根の周辺に移植することで角化歯肉(コラーゲン繊維に富んだ固く動かない歯ぐき)をつくり、歯ぐきを強化します。